今日の1科学【常用漢字】
漢字には、「常用漢字」や「教育漢字」があります。これは、どういうものでしょうか。
漢字の種類は10万以上あります。また、昔は「学」を「學」、「体」を「體」と書いていました。昔の人は、漢字の勉強が大変だったでしょうね。
そこで1946年に、よく使う漢字1850字を「当用漢字」と決めて、画数の多いものは少なくし、新聞や本や書類などでは、これ以外の漢字を使ってはいけないと決められました。当用漢字以外の漢字で書かれていた文字は、ひらがなにするか、別の漢字で代用することになりました。
1981年に名前が「常用漢字」に変わり、文字数も1945字に増えました。
1977年、小学校6年間で学ぶ「教育漢字」996字が決められました。1989年からは1006字に増えています。
たくさんありますが、昔の人に比べれば、ずっと楽です。がんばって覚えましょう。