今日の1科学【村は滅茶苦茶】
3話目に出てきたように、マンガのなかの豆の木は、高さ500m、重さ390tです。これが倒れることによって、村にはどれほどの被害が発生したのでしょうか。
高さ500mの棒の形をしたものが倒れると、先端は時速440㎞で地面にぶつかります。
これで390tの重さがあったら、衝突のエネルギーは、車重1tの乗用車が時速100㎞でぶつかるときの1万倍になります。
地面にぶつかるスピードは、先端に近いほど速くなるので、先端ほど大きな被害を出したと考えられます。マンガでは、豆の木の根元しか描かれていませんが、先端のほうでは、風車小屋などの大切な施設が木っ端微塵になったり、畑が耕作不可能なほど深くえぐれたりしているかもしれません。
8話目の解説で、金の竪琴の値段は18億円と推測しましたが、その金額で賠償できるかどうか、心配です。
いずれにしても、ジャック親子には心を入れ替えて、まじめに働いてほしいと思うなあ。