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走れメロス 第5話

柳田理科雄のちょこっと解説!

柳田理科雄

今日の1科学【オリンピックの選手と比べると?】
昨日のマンガに「秒速5mで流れる川を向こう岸に向かってまっすぐ泳ぎ渡るには、秒速5.1mのスピードが必要」という話が出てきました。メロスがこのスピードで泳いだとすると、オリンピックの選手と比べて、どれほどすごいのでしょうか。

現在、100m自由形の世界記録は、2008年の北京オリンピックで、オーストラリアのイーモン・サリバンが出した47秒05です。
100mをこの時間で泳いだのですから、速さは100m÷47.05秒=秒速2.1mです。

メロスは、その2倍以上も速い! 1秒間に発揮したエネルギーは、サリバンの14倍!
こんなにすごい人なら、山賊3人を倒せたのも不思議はありません。