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ヘンゼルとグレーテル 第8話

柳田理科雄のちょこっと解説!

柳田理科雄

今日の1科学【食べすぎて飛べない!】
食べすぎて動けなくなったことはありませんか?

人間は他の動物に襲われることがないので大丈夫ですが、危険な自然界で暮らす野生動物が、モモンガ先生のようなことになったら、大変です。でも、野生動物が食べすぎて動けなくなることなど、あるのでしょうか。

意外なことに、あるみたいです。
たとえば、動物の血を吸うチスイコウモリは、多いときには自分の体重の40%もの血を吸います。これは、体重50㎏の人が20㎏の食べもの、たとえばコンビニのおにぎり(1個120g)を167個も食べるのと同じですから、大変な量です。これほどの血を飲んだチスイコウモリは、飛べなくなり、這って逃げます。

また、多くのヘビは、自分より大きなものでも丸呑みにします。こんなことができるのは「口が上下に大きく開く」「あごの骨が左右にも広がる」「肋骨が人間のように前でつながっていない」などのためです。
ただし、ヘビも、大きすぎるものを丸呑みにしたときは、しばらく動けなくなります。