今日の1科学【オリンポス十二神】
『金の斧銀の斧』は、古代ギリシャのイソップ(紀元前619~564)が作ったといわれる「イソップ寓話」の一つです。
ギリシャ神話には、全知全能の神ゼウスをはじめとする12人の神様が登場します。みんなゼウスの家族です。紹介しましょう。
①ゼウス。神の世界と人間の世界を支配する。全宇宙を破壊できる雷を操る。
②ヘラ。ゼウスの妻。結婚、母性、貞節の神。
③アテナ。ゼウスの娘。知恵、芸術、工芸、戦いの神。
④アポロン。ゼウスの息子。詩歌、芸術、牧畜、光明の神。太陽の神。
⑤アフロディーテ。ゼウスの養女。愛、美、戦いの神。
⑥アレス。ゼウスの息子。戦いの神。
⑦アルテミス。ゼウスの娘。狩猟、貞潔の神。月の神。
⑧デーメーテール。ゼウスの姉。人間に穀物の栽培を教えた。
⑨ヘパイストス。ゼウスの息子。火山、雷、炎、鍛冶の神。
⑩ヘルメス。ゼウスの息子で、神々の使い。演説、体育、発明、策略、眠りと夢の神。
⑪ポセイドン。ゼウスの兄。海と地震の神。
⑫ヘスティア。ゼウスの姉。炉(かまどや暖炉)の神。
『金の斧銀の斧』に出てくるヘルメスは、10番目です。不正直な木こりのうそを見破ったのも、策略の神なので、何もかもお見通しだったからではないでしょうか。