今日の1科学【流れ星】
流れ星は、なぜ光るのでしょうか。
宇宙では、小さな砂粒から、大きな岩まで、いろいろな大きさの岩石が飛び交っています。地球も、太陽のまわりを回っています。それらの岩石が、地球の重力に引かれて落ちてきたり、地球のほうからぶつかって行ったりすると、空気との衝突で数千℃から1万℃ぐらいに熱くなり、まぶしく光ります。これが、流れ星です。ほとんどは途中で蒸発してしまいますが、大きなものは蒸発しなかった部分が地上に落ちてきます。これが、隕石です。
流れ星は、地上150㎞から100㎞で光り始め、70㎞から50㎞で燃え尽きたり、スピードが遅くなって光らなくなったりします。地球の直径は1万2800㎞なので、流れ星は地球の表面スレスレで起こる現象です。