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くらげ骨なし 第7話

柳田理科雄のちょこっと解説!

柳田理科雄

今日の1科学【サルが助かった方法】
昔話『くらげ骨なし』には、いくつかのパターンがあります。マンガでは、クラゲがサルを迎えにいきますが、ここでは違うパターンを紹介しましょう。

竜宮城の乙姫様が病気になり、占い師に「サルの生き胆を食べなければ治らない」と言われます。そこで、海でも陸でも活動できるカメが使者に選ばれ、サルを「竜宮城に招待する」とだまして連れてきます。
ところが、クラゲがサルに「生き胆を取られるとも知らないで」と言ったため、サルは「生き胆は山の木に干してきた」とうそをつき、カメに陸地まで連れていってもらいます。
もちろん、サルは逃げ去りました。クラゲは余計なことを言った罰に、竜王様に骨を抜かれてしまいましたとさ。

さて、モモンガ先生は、同じ方法で危機を脱出できるでしょうか。