今日の1科学【耳なし芳一】
『耳なし芳一』は、1850年にギリシャで生まれたラフカディオ・ハーンが、英語で書いた短編小説集『怪談』のなかの1つです。
ハーンは、40歳のときにアメリカの出版社の通信員として来日し、そのまま高校や大学の英語の先生になりました。日本をとても気に入って、日本人と結婚し「小泉八雲(こいずみ・やくも)」と名乗りました。「小泉」は、奥さんの苗字です。
『怪談』は、奥さんに朗読してもらって日本の怪談を、英語に直したものです。他に『雪女』や『貉(むじな)』などがあります。