1話目から読む

牡丹灯籠 第7話

柳田理科雄のちょこっと解説!

柳田理科雄

今日の1科学【部屋の容積は1万L】
日本家屋の部屋の広さは、「畳(たたみ)を何枚敷けるか」という「畳(じょう)」で表します。

畳の大きさは時代や地方によって違いますが、現在では一般的に「91㎝×182㎝」の畳の広さが「1畳」とされています。
これは、昔の長さの単位「1尺=30.3㎝」を元にして「3尺×6尺」で、1畳=1.6562㎡です。6畳間の面積は1.6562×6=4.9686㎡。およそ5㎡です。

また、日本家屋の天井の高さは、7尺か8尺のものが多いです。
ここでは7尺=2.1212mと考えると、6畳間の容積は4.9686㎡×2.1212=10.539㎥になります。大雑把に四捨五入すると10㎥=1万Lです。