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イカロスの翼 第5話

柳田理科雄のちょこっと解説!

柳田理科雄

今日の1科学【浮力】
水や空気が物を浮かべる力を「浮力」といいます。

物質の体積あたりの重さを「密度」といいます。構造の複雑なものについては、「重さの合計」を「体積の合計」で割ったものが「平均密度」です。

平均密度が水の密度より小さなものは、水の浮力で、水面に浮かびます。平均密度が空気の密度より小さなものは、空気の浮力で、空に昇っていきます。

気球の場合は、「気球の皮、内部の暖かい空気、バーナーやロープやかごなど、乗っている人」の平均密度が、まわりの空気の密度より小さければ、空に昇ります。