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メデューサ 第1話

柳田理科雄のちょこっと解説!

柳田理科雄

今日の1科学【メデューサ】
メデューサは、ギリシャ神話に出てくる怪物です。三姉妹の「ゴルゴン」のいちばん下の妹で、『ギリシア神話』(石井桃子 編・訳 富山妙子 画 のら書店)では、ゴルゴンたちの姿が、次のように描写されています。

「このきょうだいは、金色にかがやく羽毛でおおわれたワシのつばさと、しんちゅうと鉄でできたうろこと、しんちゅうのつめと、それから、するどいきばをもっていたのです。いちばんおそろしかったのは、三人の頭が、髪の毛のかわりに、毒ヘビでおおわれ、そのヘビたちが、たがいにからみあって、うねうねと動きまわりながら、近づくものにかみつこうと、われた舌をちろちろ見せていることでした」。

むええ~っ、モノスゴイ。こんなのを見たら、全身が硬直することは間違いありません。ここから、「見ると石になる」という伝説が生まれたのかもしれませんね。