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メデューサ 第2話

柳田理科雄のちょこっと解説!

柳田理科雄

今日の1科学【直径2㎝の蛇が約200本】
マンガでモモンガ先生は、メデューサの頭には「直径2㎝の蛇が約200本」と言っています。これはギリシャ神話に出てくる数ではなく、僕が計算したものです。なぜ200本になるのでしょうか。

ヘビの体の断面を直径2㎝の円と考えましょう。直径2㎝の円がもっとも隙間なく並ぶのは、平面を「向かい合う辺の距離が2㎝の正六角形」に分けて、それに円を入れたときです。そのような正六角形の面積は、3.464㎠になります。

メデューサの頭を直径20㎝の球と考え、その表面積の半分に蛇が生えているとすると、その面積は628.3㎠なります。

すると、ヘビの本数は、628.3÷3.464=181.4本。大胆に四捨五入して、200本になります。