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ラプンツェル 第1話

柳田理科雄のちょこっと解説!

柳田理科雄

今日の1科学【森はオレのホームグラウンド】
モモンガは森に棲み、枝から枝へジャンプしたり、前足と後ろ足のあいだにある「被膜」を広げて滑空したりします。滑空とは、紙飛行機やグライダーのように、羽ばたかずに飛ぶことですね。

同じように滑空する動物に、ムササビがいます。どちらもネズミ目リス科の哺乳類で、違いは身体の大きさです。モモンガは、大きなものでも体長(頭からお尻まで)が20㎝、尻尾の長さが15㎝、体重は200gですが、ムササビの大きなものは体長50㎝、尻尾の長さが40㎝、体重1.5㎏もあります。モモンガは「空飛ぶハンカチ」、ムササビは「空飛ぶ座布団」と言われたりするみたいですね。
なお、マンガのなかのモモンガ先生は、滑空を超えて自在に空を飛んだりもしていますが、まあ、そこは大目に見てください。