1話目から読む

シンデレラ 第1話

柳田理科雄のちょこっと解説!

柳田理科雄

今日の1科学【シンデレラ】
『シンデレラ』は、古くからある童話です。グリム童話や、フランスのシャルル・ペローが書いた童話が有名ですが、世界中に似た話がたくさんあります。

日本にも、平安時代に書かれた『落窪物語(おちくぼものがたり)』があります。「落窪」というのは床板が腐って畳が落ちくぼんでいるという意味で、そんな部屋に住まわされていた女の子が、イケメンの貴族に見初められて、幸せになるお話です。

「シンデレラ」は、英語での読み方です。ドイツ語では「アシェンプテル」、フランス語では「サンドリヨン」、イタリア語では「チェネレントラ」というそうです。

では『落窪物語』の女の子は、何という名前だったのでしょう。答えは「落窪の姫」。わ~っ、ちょっと気の毒……という気もしますが、平安時代は、身分の高い女の人は住んでいる部屋の名前で呼ばれていたんですね。そもそも「シンデレラ」も「灰かぶり」という意味なのですから、これも気の毒な名前かもしれません。

――以上、今日はまったく科学に関係のないお話でした。