今日の１科学【カッパ】
マンガのなかで、鉢かづき姫は人々に「新種のカッパか？」と疑われます。
『御伽草子』には出てこないマンガオリジナルですが、せっかくだからカッパのことを紹介しましょう。
カッパは「河童」と書く想像上の妖怪です。子どもくらいの大きさで、頭にはお皿、背中には甲羅、手には水かきがあり、お皿に水がたまっていれば強いけれど、お皿が乾くと死んでしまうといわれています。
カッパは、人間や馬を川に引きずり込んだり、田畑を荒らしたりする恐ろしい妖怪の側面と、田植えを手伝ったり、魚をくれたり、薬の作り方を教えてくれたりする人間の友達の側面を持っています。
カッパの伝説を持つ川は、日本中にあります。
