1話目から読む

大きなかぶ 第3話

柳田理科雄のちょこっと解説!

柳田理科雄

今日の1科学【大きなカブの大きさ】
ロシア民話『大きなかぶ』のカブは、どのくらい大きかったのでしょうか。

このお話は、日本の小学1年生のすべての教科書に載っています。その一つの挿絵で測ると、カブの直径はおじさんの身長の76%もあります。おじいさんはロシアの人なので身長が180㎝あったとすると、カブの直径は四捨五入して1.4m!

重さはどれほどでしょうか。
スーパーでカブを買ってきて測ると、直径は6.2㎝、重さは130gでした。直径1.4mのおじいさんのカブは、買ってきたカブの22倍の大きさということです。
形を変えずに巨大化すると、重さは「サイズ×サイズ×サイズ」に比例するので、22×22×22=1万648倍。
買ったカブの重さは130gだったので、四捨五入して1.4tになります。車ほどの重さ!