今日の1科学【メロスが倒れた理由】
メロスは水を飲んで元気を取り戻しました。ここから考えると、彼は脱水症になっていたと思われます。脱水症は、どうして起きるのでしょうか。
脱水症は、他の病気が原因で、熱が出たり、下痢をしたり、吐いたりすると起こります。
健康な人が脱水症になるのは、暑い環境にいたり、激しい運動をしたりして、汗をかきすぎたときで、「熱中症」とも呼ばれます。
汗をかくと、体から水分だけでなく、塩分も失われます。
塩分は、神経の働きに重要な働きをしているので、塩分が足りなくなると、体が動かなくなったり、脳が働かなくなったりします。メロスがネガティブなことしか考えられなくなったのも、塩分の不足のためかもしれません。
熱中症を防ぐために、水分や塩分をこまめに取りましょう。
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