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ウイリアム・テル 第3話

柳田理科雄のちょこっと解説!

柳田理科雄

今日の1科学【ゲスラー】
ゲスラーは、スイスのアウトドルフという街の代官だったと伝えられています。アウトドルフは実在する街で、湖に面しています。ゲスラーは、その後どうなったのでしょうか。

見事にリンゴを射貫いたウイリアム・テルは、もう1本の矢を握っていました。

ゲスラーが「何のためだ」と問いただすと、テルは「もし外れたら、この矢でお前を射るつもりだった」と答えました。怒ったゲスラーはテルを逮捕しますが、船で湖を渡っている途中で嵐が起こり、テルは逃げ出します。
その後、テルはゲスラーを倒し、これをきっかけに、スイスの独立運動が始まったと伝えられています。

テルはスイスの、ゲスラーは神聖ローマ帝国の象徴だったわけですね。